よもぎ蒸しの効果
よもぎ蒸しは、煎じたよもぎの蒸気を全身に浴び、粘膜から有効成分を吸収する伝統的なスチーム温浴法です。約600年前に韓国から日本へ伝わったとされる民間療法のひとつで、専用の椅子に座り、首から下をマントで包み込みながら下半身を中心に蒸気を当てます。
よもぎの香りに包まれながら身体の芯から温まり、血行が促進されることで、冷えの改善やデトックス、代謝アップが期待できます。
いわば「サウナ」と「温泉」を組み合わせたような自然派スチームセラピー。個人差はありますが、発汗作用が高く、施術後には驚くほどスッキリとした感覚を感じる方も多いです。
よもぎ蒸しの歴史
よもぎ蒸しの起源は約1300年前。中国・唐の時代、世界三大美女の一人「楊貴妃」が愛用していた“ハーブ蒸し”が朝鮮半島を経て日本に伝わったといわれています。
当時の楊貴妃は、実は色黒で肌荒れやむくみに悩んでいたと伝えられています。
体内に老廃物が溜まり、血の巡りが滞ることで、月経痛や不調にも悩んでいたそうです。
そんな中、よもぎの蒸気で体を温め、子宮や肝臓、腎臓、胃腸に溜まっていた毒素を排出することで体調が整い、血流が改善。
その結果、内側から美しさが生まれ、透明感のある肌を取り戻したといわれています。
よもぎ蒸しの効果
「ハーブの女王」とも呼ばれるよもぎは、古来より薬草・食材として幅広く用いられてきました。とくに下腹部を温める作用に優れ、女性特有の不調(月経痛・冷え・更年期症状など)や、妊娠・出産期のケアとして重宝されてきた植物です。
よもぎ蒸しでは、下半身を中心に全身に蒸気を浴びることで、内臓をじんわり温め、血行促進・代謝アップをサポートします。
さらに、よもぎの蒸気を粘膜(膣・肛門)から直接吸収することで、経口摂取よりも約42倍高い吸収率があるとも言われており、より効果的に成分が体に届きます。
その結果として期待できるのが――
・婦人科系の不調(冷え性・月経痛・更年期など)の改善
・自律神経のバランスを整えるリラックス効果
・代謝促進による体質改善・ダイエットサポート
・美肌・美白などの美容効果
・老廃物・毒素の排出を促すデトックス作用
身体の内側から温め、巡りを整えることで、心身ともに軽くなるような爽快感を感じられるのが、よもぎ蒸しの大きな魅力です。
よもぎの成分と働き
よもぎは、古来より薬草として親しまれてきた日本のハーブです。カルシウムやマグネシウム、ビタミンA・B群・Cなどの栄養成分を豊富に含み、体の内側から美と健康をサポートします。
特に「クロロフィル(葉緑素)」の働きは優れており、
・血液をきれいに保つ「浄血作用」
・抗菌・抗ウイルス効果
・末梢血管の拡張による血流改善
・新陳代謝の促進やお肌の再生
といった、女性にうれしい多くの効果が期待できます。さらに、アロマ成分の「シオネール」や「αツヨン」によって血行が促され、冷えやむくみ、肩こりなどの不調の改善にも役立ちます。
